2015年08月08日

ゆんで...めて...

しゃばけシリーズ  皆さん お久しぶりです。

我が家の生後7ヶ月になる息子が、長いこと体調を崩していまして もうしばらくかかりそうな感じです。
ただでさえこの暑さ。。。皆さんも体調管理には十分気を付けて過ごして下さいネっ

ではでは、 今日は私の好きな本のひとつを紹介しようと思います

  それはこの   ” しゃばけシリーズ ”   です

私は普段、 ミステリーやサスペンス、ヒューマンシリーズにホラー。それからファンタジーなど色んなジャンルの本を読んでいます。

作家で言うと、中村文則や和田竜、西加奈子ですとか湊かなえ。 それから百田尚樹に桐野夏生も
後は、有川浩の  " 図書館戦争"  なども面白かったですし、 高野和明の " ジェノサイド " なんか映画になりそうなほどのエンターテインメントっぷりでとても面白い本でした。
一昔前には、道尾秀介にハマってみたり、、、やはり東野圭吾も好きですし、村上春樹の文章の流れ方もとても好きです。

。。。ひとまず沢山上げてみました(笑) が、  
今回は、 ” 畠中 恵 ”  彼女のしゃばけシリーズ!
私はいつもこのシリーズの新刊が出る度に楽しく読ませていただいてます

以前にドラマや映画にもなったことのあるこの ”しゃばけ” 
第1作目からとても好んで読んでいますが、今ではもう13作目!

ひとつの作品の中に色んなストーリーがあり、最後にはそれ全て繋がる、またそれが2作目・3作目へと繋がっていく
たくさんの伏線が張ってありますし、とっても読みごたえのある本です。

もー、 かれこれ14年くらい続いているでしょうか〜〜〜息の長い作品です。


時は 江戸時代 。。。お江戸日本橋、廻船問屋の跡取り息子である主人公の ”一太郎 ”

彼にはひとつだけ。。。とっても残念なことがあるのです...それは
驚くほどの虚弱体質である為に、すぐに体調を崩し寝込んでしまうあげく。。。よく死にかけているということです(笑)
もう何度...目が覚めない時があったことか分かりません
物語の中では一度、三途の川まで行き、鬼のもとから逃げ帰って来たこともあるほどです。

そんな一太郎は、人とは少し違った力を持っています。
それは...亡くなった祖母が狐の妖であった為に (一太郎は人間なのですが) 普段、人には見えるはずのない妖怪や神様の姿を目にすることが出来るということです。

 子供の頃からそれはそれは虚弱体質で、家にとり付いている妖達に見守られながら育ってきた一太郎、
そんな一太郎の周りで起こるさまざまな事件。。。 それらを妖たちの力を借りて解決していくという
時代もの コナン のような?  なかなか面白いストーリーです!


妖(あやかし) とは、 付喪神など、
付喪神とは、 百年以上も経つ道具や器物などに神や精霊などが宿り妖となる。それが付喪神と呼ばれる者たちです

屏風にとり付いた妖 ”屏風のぞき” や、家を軋ませる小鬼 ”鳴家” など、面白い妖たちがたくさん登場してきます。

このシリーズの中でも、
私がとても気に入っている作品、 それがこの第9作目の ” ゆんでめて ”  です。

” ゆんでめて ”  とは、
昔の言葉で、ゆんで(弓手)→左手のほう! めて(馬手)→右手のほう!という意味なんだそうですが〜

そんなわけで、、、物語は序盤!

虚弱体質である一太郎が珍しくもお出掛けした際のこと...道の少し先で ゆんで と めて、二つの分かれ道にさしかかっているその場所で、人ならぬ者の姿を目にしてしまいます!

一太郎はその時 ゆんでの方へと行くはずであったのに...つい、うっかり...その者を追いかけて めての方角へと向かって行くのでした。。。

その一太郎のひとつの行動によって、その先の未来が思わぬ方向へと一変してしまうのです!


 〜物語は全部で5章。 その1〜4章までは 一太郎が めて の方角へと進み、そこで起こってしまう出来事を4年の歳月を遡りストーリー展開していきます。

そして最後の5章 (始まりの日) という章で、一太郎は本来進むべきであった ゆんで の道へと、神の手により正しく導かれていきます。。。
それは今までのストーリーがまるで無かったことになってしまうようで。。。少し切ないと言いますか

ここまで話してしまうと、この本の面白みがあまりなくなってしまいますよね(笑)。。。でも

なんというかその。。。この本の面白みって! 時代小説でありながら未来と過去を行き来する現代的なストーリーといいますか。
神の手により、運命を引き戻されてしまう一太郎、、、

彼の行動、 この馬手の方角へと行くことにより失ってしまう本来のストーリー。。。けれどそっちへ行ってしまった為に出会う新たな仲間たちとのストーリー
最後にはまた本来あるべき道へと戻されていくので、 結局今までのストーリーこそを失ってしまうわけなのですが。

それがなんとも。。。なんとも切ないというか。。。


運命とは複雑なものですよね。
もしも後悔してしまうような方向へと進んでいったとて、、、そこで新たな展開が待っているわけですよね。
人生は突き進んでいくものですから、辛くともまた新たな出会もある。

かといって、、、もし何事もなく正しい方向へ進んでいっても、やっぱり必要な出会いというのは必ずやってくるものなのかもしれませんね。

なんだかそんな、少し不思議な気持ちになる、本当はなかったはずのストーリーを見せられていくという とても面白い本でした。


運命ってどこまで決められているのでしょうかね。自分次第でどこまでも変わっていくものなのか、既に決められているものなのか。。。

まぁ考えてもきりがありませんが(笑)

なるべく前向きに、後悔しない人生を送っていきたいものですね。








posted by ロンチャ.リlaxing at 00:00| Comment(4) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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